新機能のPega Agent Experience、信頼性の高いエンタープライズワークフローを通じて、AIエージェントの信頼性を向上

※当資料は、米国時間 2025 年2月12日に米国で発表されたプレスリリースの翻訳です。

本日、エンタープライズトランスフォーメーションカンパニーであるPegasystemsInc. （NASDAQ：）は、Pega Agent Experience™を発表しました。市場をリードするPegaのワークフロー自動化およびオーケストレーションソリューションに、信頼性の高いAIエージェントを提供する画期的な新しいAPI機能が加わりました。Pega Agent Experience（略称：Pega AgentX）は、あらゆるPegaワークフローをダイナミックなエージェント型オーケストレーションエンジンに変換し、AIエージェントがタスクを最適に完了するよう誘導するとともに、他のAIエージェントを呼び出してその他のステップを自動化します。このユニークなアプローチにより、優れたカスタマーサービス、従業員の生産性向上、エンドツーエンドの自動化が可能になると同時に、エージェントのパフォーマンス低下や予測不能というマイナス面を解消できます。

ベンダーが何千ものエージェントを市場に投入する中で、企業は厳しい現実に直面しています。こうしたエージェントをすべて適切に稼働させることは、想像以上に難しいということです。実際、最近の調査では、今後3年間でワークフローにエージェントを活用できるようになると考えている企業は、わずか32%に過ぎません。企業は、こうした連動性がなく質の低い大量のエージェントを管理し、膨大な生成AIの機能が誤作動しないよう徹底することに苦慮しています。ガバナンスがなければ、エージェントは一貫性のない体験を提供することになります。そのために、企業は深刻な信用リスクや規制リスクに直面することになります。

新たなエージェント活用型世界を導く、実績ある企業アプローチ
画期的なPega Agent Experienceは、AIエージェントに期待される機能を実現し、「見かけ倒しのチャットボット」というイメージを覆す、優れた会話体験を可能にしています。Pega GenAI Blueprint™によって、企業はこれまでにないスピードで新しいワークフローを展開できるようになりました。Pega Agent Experienceを使用することで、Pegaの各ワークフローは強力なエージェント自動化エンジンとなり、フロントエンドで会話体験を提供しながら、バックエンドで適切なエージェントを編成して作業を完了できます。

Pega Agent Experienceを使用すると、Pegaのエージェントやサードパーティのエージェントなど、あらゆるエージェントが、注文処理、顧客アカウントの更新、申請など、要求されたタスクを処理するために最適なPegaワークフローを特定し、実行できます。また、画像から情報を抽出する、顧客に対するコンプライアンスを確保したメール返信を作成するなど、他の専門的なAIエージェントが関与するタスクが必要な場合には、Pega Agent Experienceは、どのプラットフォームからでも適切なエージェントを呼び出して作業を完了させます。これにより、他社にはない信頼性、ガバナンス、セキュリティで、リクエストが開始から終了まで完全に解決できるようになります。

他社製品との違い：一元管理型のCenter-outアプローチ
他社製のエージェント型プラットフォームとは異なり、PegaはCenter-out®エージェントアーキテクチャ一で構築されています。Pegaのワークフロー、アクションライブラリ、意思決定ロジックは、ユーザー中心の画面や柔軟性のないデータベースに埋め込まれることはありません。いずれも一元的に管理、監視、制御されます。これは、個別のチャネルやバックエンドにエージェントを固定するのではなく、AIエージェントを業務や成果に応じて割り当てる方法です。現在では、すべてのエージェントとの対話が追跡、管理、統一、予測、監査可能になり、極めて複雑で要求の厳しい環境であっても、企業にとって信頼できるAIエージェントへと進化しています。

40年にわたり、世界的な大企業や先端企業の多くに市場をリードするワークフロー自動化を提供してきたPegaの実績に基づいて開発されたPega Agent Experienceは、次のような方法でエージェントの成果を改善します。

• 信頼性の高いワークフローを、自動的にエージェント体験に転換する： Pega Agent Experienceは、利用可能なPegaワークフローのライブラリを動的に評価し、最適なワークフローを呼び出します。Pega Agent Experienceは、リクエストごとに新しい実行プランを手動で作成するのではなく、AIエージェントにベストプラクティスのワークフローを指示し、データを収集して質問に回答する対話型コンシェルジュとして機能します。
• エージェントのオーケストレーションにより、これまで以上に自動化が進む：Pegaは、従来は人の介在が必要であったマルチステップのタスクなど、新しい、さらに深化したレベルの自動化を実現しました。Pega Agent Experienceは、ワークフローのどのステップでもPega製エージェントと他社製エージェントの両方を呼び出すことができ、保険引受や決済異議申立のような複雑なプロセスに、エージェントによる自動化を直接組み込むことができます。
• チャネル間のエージェント体験を即時にプレビューする：Pega Agent Experienceは、既存のPegaワークフローで利用できるようになり、直感的なPega GenAI Blueprint™ワークフロー設計エージェントに統合される予定です。これにより、ビジネスユーザーは最新のワークフローを素早く設計し、チャットや音声チャネルにおけるエージェントの会話を即時に確認できます。Pega GenAI Blueprintは、実行時に新しいワークフローを設計し、企業のベストプラクティスのライブラリに追加することもできます。
• エンタープライズグレードのガバナンスを確保する：組み込みのガバナンスとコンプライアンス管理は、予想外の事態やリスクから保護しつつ、規制の厳しい業界で必要とされる安全で監査可能なインタラクションの確保に役立ちます。Pegaの実績あるワークフローは、サードパーティエージェントを含むすべてのエージェントの作業を完全に管理し、監視できるようにすることで、その安全性と実効性を高めます。

可用性と機能のプレビュー
本日より、どなたでもPega GenAI Blueprint（www.pega.com/ja/blueprint）にログインできるようになりました。ログイン後、新しいワークフローを素早く直感的に設計し、Pega Agent Experienceが音声チャネルとテキストチャネルで行うエージェントによる会話をプレビューすることで、Pega Agent Experienceの効果を実感していただけます。

Pega Agent Experienceは、Pega Infinity™ソフトウェアスイートの最新バージョンとともに、今夏に一般提供される予定です。

2025年6月1日～3日にラスベガスのMGMグランドで開催される年次ユーザー会議PegaWorld®に向け、2025年中にさらにエージェント機能が導入される予定です。

詳細については、https://www.pega.com/ja/technology/agent-experience をご覧ください。

引用とコメント
Pegaの最高製品責任者であるケリム・アゴナル（Kerim Akgonul）は次のように述べています。「エージェントAIは魔法のように見えるかもしれませんが、大企業が、予測可能で、信頼性が高く、監査可能な結果を出すには、魔法だけに頼るわけにはいきません。Pega Agent Experienceを導入することで、企業はAIエージェントのパフォーマンスを最大化し、管理できる理想的なワークフローを利用できるようになります。エージェント型オーケストレーションに対する他社とは差別化されたアプローチによって、当社は、企業が『エージェントの幻滅期』を乗り越え、真の自律型企業を目指して再び前進できるよう支援しています」

補足情報：

• 詳細を見る：Pega Agent Experience
• 背景（英語版）：Pegaエージェントの概要ページWhat is agentic AI?
• 視聴する：Video overview of Pega Agent Experience
• 試してみる：Pega GenAI Blueprintにログインして限定プレビューを見る

Pegasystemsについて
Pegaは、エンタープライズ向けAIの意思決定とワークフローの自動化により、企業・組織のBuild for Change®を支援する、真のエンタープライズDXカンパニーです。世界で最も影響力のある企業の多くが、エンゲージメントのパーソナライズからサービスの自動化、オペレーションの簡素化まで、最も差し迫ったビジネス課題を解決するために当社のプラットフォームを活用しています。1983年の創業以来、Pegaの拡張性と柔軟性に優れたアーキテクチャにより、企業が今日の顧客ニーズに応えながら、将来に備えて継続的に変革できるように支援し続けています。Pegasystems（NASDAQ:Pega）の詳細については、pega.com/jaをご覧ください

プレス連絡先：
Sean Audet
Pegasystems Inc.
[email protected]
 

国内お問合せ先：
担当：マーケティングPR担当  桐生 綾子
ペガジャパン株式会社        
e-mail: [email protected]

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